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どうか、私を愛してください。
第12章 抱いてください……
「ごめんなさい、ちょっと…」
お手洗いにいっても
吐きたくても吐けない。
息だけが苦しくなって何も出ない――
「美緒さん、大丈夫ですか?」
「円花…さん?」
そっと背中をさすってくれる手が温かくて
不思議と気持ちの悪さもなくなっていく――
「円花さんの手、温かくて気持ちがいい。」
「ふふ、私背中をさするのは上手なんですよ♪」
看護婦さんを天使だって表現する人がいるけど本当に天使みたい
安らいだ気分にしてくれるんだから――
「あの、美緒さん……」
「何?」
「…いえ、何度もないです。あ、お水飲みますか?」
「うん…飲みたいかな。」
「わかりました。ちょっと待っててくださいね。」
お手洗いにいっても
吐きたくても吐けない。
息だけが苦しくなって何も出ない――
「美緒さん、大丈夫ですか?」
「円花…さん?」
そっと背中をさすってくれる手が温かくて
不思議と気持ちの悪さもなくなっていく――
「円花さんの手、温かくて気持ちがいい。」
「ふふ、私背中をさするのは上手なんですよ♪」
看護婦さんを天使だって表現する人がいるけど本当に天使みたい
安らいだ気分にしてくれるんだから――
「あの、美緒さん……」
「何?」
「…いえ、何度もないです。あ、お水飲みますか?」
「うん…飲みたいかな。」
「わかりました。ちょっと待っててくださいね。」