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どうか、私を愛してください。
第16章 電話越しで・・・
「知ってた?美緒の肌は白くて真珠のようで……触れると最初はほんのりと冷たいのにキスしてからまた触ると頬が熱くなっていくこと。」



それは誠二さんに触れられると恥ずかしさとか嬉しくなって顔が赤くなって
心臓の鼓動も早くなる。
誠二さんの指が私を大事に触れてくるから――



「美緒……っ」



誠二さんの声が電話だからなのか声が震えているのが余計にわかる。
もしかして、泣いているの…?



「誠二さん…?」



「美緒……俺のキスの仕方覚えてて。忘れないで。」



「え…誠二さん?」



「美緒、俺実は――」
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