パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第18章 新事実

「誠二さん！嘘…嘘だよね？誠二さん、誠二さん！！」



「ここです！早く！」



救急隊員の方たちが到着してタンカに乗せられて誠二さんは運ばれていく。



「嫌だ……嫌だっ…」



「泣くのは医師が判断したときにして！私はまだ諦めないわ。」



円花さんが手首を握って一緒に救急車に乗るように促してくれる。
円花さんの言う通りだ。
今諦めてどうするんだろう。
泣いてはいけない。
誠二さんに言いたい事、伝えたいことがあるんだから。




誠二さんとこれから一緒に人生を歩んでいきたいから――