この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
どうか、私を愛してください。
第20章 誠二さん、どうか私を愛してください。
「円花さん!」
「誠一さん……」
「誠二がいなくなったって…?」
「そうなんです…美緒さんも一緒に……」
誠二と二人きりにしたのがよくなかったのか……
そんな考えが頭をよぎった。
「まさか二人……変な事考えていないですよね?」
「……大丈夫だ。誠二はわからないけど美緒はきっと止めるはずだ。」
「でももう夜中だし、一体どこへ…お財布は持って行ったみたいだけど携帯を置いて行っているのよ。」
円花から手渡された携帯に触れると画面が明るくなって文字が出てきた。
一番上には【誠一さんへ】と書かれている。
「心配しないで、必ず帰ってくるから永一をお願いしますって書かれている。」
「誠一さん……」
「誠二がいなくなったって…?」
「そうなんです…美緒さんも一緒に……」
誠二と二人きりにしたのがよくなかったのか……
そんな考えが頭をよぎった。
「まさか二人……変な事考えていないですよね?」
「……大丈夫だ。誠二はわからないけど美緒はきっと止めるはずだ。」
「でももう夜中だし、一体どこへ…お財布は持って行ったみたいだけど携帯を置いて行っているのよ。」
円花から手渡された携帯に触れると画面が明るくなって文字が出てきた。
一番上には【誠一さんへ】と書かれている。
「心配しないで、必ず帰ってくるから永一をお願いしますって書かれている。」