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どうか、私を愛してください。
第20章 誠二さん、どうか私を愛してください。

「はい、お待たせ。」
円花から渡されたのは缶ビールで
袋にはたくさんのお酒が入っていた。
「俺は飲めないから……」
「じゃあなおさら飲んだほうがいいですよ。」
「なぜ?」
「飲んで本音で話し合いましょう、せっかくだから。」
「いや、ここは病院だから……」
「あ……そうだった。病院内ではダメですね。」
「……励まそうとしてくれたのか?」
「そうかもしれませんね。」
「君はどうなんだ?」
「え?」
「看護師として誠二を放っておけなかったのもわかるが、今の君は専属看護師とはいえそれ以上のことをしていると思うが……」
円花から渡されたのは缶ビールで
袋にはたくさんのお酒が入っていた。
「俺は飲めないから……」
「じゃあなおさら飲んだほうがいいですよ。」
「なぜ?」
「飲んで本音で話し合いましょう、せっかくだから。」
「いや、ここは病院だから……」
「あ……そうだった。病院内ではダメですね。」
「……励まそうとしてくれたのか?」
「そうかもしれませんね。」
「君はどうなんだ?」
「え?」
「看護師として誠二を放っておけなかったのもわかるが、今の君は専属看護師とはいえそれ以上のことをしていると思うが……」

