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どうか、私を愛してください。
第23章 悲しいプロポーズ
「遥人!!」
ウキウキで幸せいっぱいな気分だった誕生日
私はこの日にもうこれ以上ない絶望感を味わうことになる。
「ご主人はALSの疑いがあります。」
私はずっとそばにいたのに
看護師なのに
どうして遥人の症状に気付いてあげれなかったんだろう。
その思いが強くて
もうほかの人の看護をする力もわかなくて
看護師を辞めて遥人の看病に専念した。
だけどこの選択がさらに遥人を苦しめていたなんて
残された手紙で知った。
私が遥人を愛するように
遥人も私を愛していたから――
ウキウキで幸せいっぱいな気分だった誕生日
私はこの日にもうこれ以上ない絶望感を味わうことになる。
「ご主人はALSの疑いがあります。」
私はずっとそばにいたのに
看護師なのに
どうして遥人の症状に気付いてあげれなかったんだろう。
その思いが強くて
もうほかの人の看護をする力もわかなくて
看護師を辞めて遥人の看病に専念した。
だけどこの選択がさらに遥人を苦しめていたなんて
残された手紙で知った。
私が遥人を愛するように
遥人も私を愛していたから――