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どうか、私を愛してください。
第23章 悲しいプロポーズ
「遥人、今日は散歩に行ってみようか。」
遥人の症状は瞬く間に進んでいって
私がALSについて勉強してもしても追いつかないぐらいだった。
人によって症状が違うとはいえ
もう自分の脚で歩くことはできなかった。
「うん……」
遥人は話すのもつらそうになって
言葉が少なくはなっていったものの
笑顔だけは絶やさずみせてくれたのが私にとっては救いだった。
「あ……」
「すいませーん!取ってもらえますか?」
コロコロと転がってきたのはバスケットボールで
遥人の代わりに投げたけど
遥人はどう感じているんだろう……
大好きなバスケを彼はもう以前のようにはできない。
遥人の症状は瞬く間に進んでいって
私がALSについて勉強してもしても追いつかないぐらいだった。
人によって症状が違うとはいえ
もう自分の脚で歩くことはできなかった。
「うん……」
遥人は話すのもつらそうになって
言葉が少なくはなっていったものの
笑顔だけは絶やさずみせてくれたのが私にとっては救いだった。
「あ……」
「すいませーん!取ってもらえますか?」
コロコロと転がってきたのはバスケットボールで
遥人の代わりに投げたけど
遥人はどう感じているんだろう……
大好きなバスケを彼はもう以前のようにはできない。