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どうか、私を愛してください。
第23章 悲しいプロポーズ
『病める時も健やかなる時も遥人を支える。』
この言葉に嘘偽りはない。
今は遥人の笑顔が見たい。
遥人がいい人生だったって言えるように一緒に時間を過ごしたい。
来るか来ないかわからない明日より今を生きる。
それが私たち夫婦の出した答えだ。
病気のことなんか忘れて私たちは今の時間をさらに大事にして過ごした。
ふざけあったり、冗談言い合ったり……
「愛しているよ、ずっと……」
愛の言葉を何度も交わした。
遥人の声が出るその日まで――
私も遥人が永遠の眠りにつくまで何度も愛しているって言葉にした。
遥人が病気になる前までは恥ずかしくて言えなかった言葉が
皮肉にも今は何度も言える。
ありったけの自分の思いを遥人に伝えたかったから――
この言葉に嘘偽りはない。
今は遥人の笑顔が見たい。
遥人がいい人生だったって言えるように一緒に時間を過ごしたい。
来るか来ないかわからない明日より今を生きる。
それが私たち夫婦の出した答えだ。
病気のことなんか忘れて私たちは今の時間をさらに大事にして過ごした。
ふざけあったり、冗談言い合ったり……
「愛しているよ、ずっと……」
愛の言葉を何度も交わした。
遥人の声が出るその日まで――
私も遥人が永遠の眠りにつくまで何度も愛しているって言葉にした。
遥人が病気になる前までは恥ずかしくて言えなかった言葉が
皮肉にも今は何度も言える。
ありったけの自分の思いを遥人に伝えたかったから――