この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
どうか、私を愛してください。
第2章 お願い、縛って……
「誠二さんはどう思っているの?」
「は…?」
「だって……私は誠一さんの妻です。誠二さんは何とも思わないんですか?子供のためだけにこんなことをすることを…」
たとえ子供ができたとしても
その子を誠二さんの子としてではなく誠一さんの子供として育てることを
どう思っているんだろう?
ギシッ……
誠二さんは返事をする代わりにベッドから体を起こして縛れていたネクタイを外してくれた。
「俺はいい思いしているから別に。」
「そうではなくて……」
「は…?」
「だって……私は誠一さんの妻です。誠二さんは何とも思わないんですか?子供のためだけにこんなことをすることを…」
たとえ子供ができたとしても
その子を誠二さんの子としてではなく誠一さんの子供として育てることを
どう思っているんだろう?
ギシッ……
誠二さんは返事をする代わりにベッドから体を起こして縛れていたネクタイを外してくれた。
「俺はいい思いしているから別に。」
「そうではなくて……」