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どうか、私を愛してください。
第1章 地獄への一言。
“パチンッ――”



ブラのホックをはずすとこんなにも音がするんだって
初めて気づいた。
それぐらいこの部屋では音が全くなくて――
そう思ったら自分が声を出すのが余計に恥ずかしくなって
口元に手を置いた。



「もっと聞かせて、君の声を。」



そう耳元で囁かれると全身が電流が走ったみたいにゾクゾクして
力が抜けて口元に置いていた手がいつの間にか彼と手をつないでいた。



「誠一さん……ッ」



露わになった胸に顔を埋めて
ゆっくりと舌で突起した部分へとなぞらえていく。
そして、ゆっくりと周りをなぞってくる。



「んんッ……!」



くすぐったい、だけど気持ちがいいーー
頭が何も考えられない。
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