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召喚師の伴侶
第2章 Vol.2:契約
「ま、まさか……」
ディリを使い魔として召喚器が反応したのか?
彼女は悪魔っぽいけど、悪魔じゃないモンスターだ。
すぐに双方の光は収まった。
「どうやら、ディリを使い魔契約した悪魔と召喚器が勘違いしたようだね」
「あたしを?」
モンスターは基本的に敵である。
僕がディリを使い魔にするとなると魔獣使い(モンスターテイマー)ということになるが、そんな職種は存在しない。
例えば、竜騎士の乗るワイバーン(飛竜)は子竜のときからの調教によって主従関係が可能となる。
そしてドラゴンテイマーは黒魔術による洗脳だ。
前者は人間慣れしている場合が多いので調教を受けたワイバーンは何らかの理由がないと人間に逆らわない。
まぁ実際、一部の竜騎士達が成果のない飛竜(一切の戦闘行動、支援ができない)を的として処分する計画や爆弾をくわえさせ突撃させることに反対し、魔獣戦争中にも関わらずクーデターを起こし、挙句の果てに古の魔竜をも眠りから開放した事件は有名だが……
ディリを使い魔として召喚器が反応したのか?
彼女は悪魔っぽいけど、悪魔じゃないモンスターだ。
すぐに双方の光は収まった。
「どうやら、ディリを使い魔契約した悪魔と召喚器が勘違いしたようだね」
「あたしを?」
モンスターは基本的に敵である。
僕がディリを使い魔にするとなると魔獣使い(モンスターテイマー)ということになるが、そんな職種は存在しない。
例えば、竜騎士の乗るワイバーン(飛竜)は子竜のときからの調教によって主従関係が可能となる。
そしてドラゴンテイマーは黒魔術による洗脳だ。
前者は人間慣れしている場合が多いので調教を受けたワイバーンは何らかの理由がないと人間に逆らわない。
まぁ実際、一部の竜騎士達が成果のない飛竜(一切の戦闘行動、支援ができない)を的として処分する計画や爆弾をくわえさせ突撃させることに反対し、魔獣戦争中にも関わらずクーデターを起こし、挙句の果てに古の魔竜をも眠りから開放した事件は有名だが……