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がっつりエロなのに、しっかりストーリー！
「過去に何があったの？」「これからどうなるの？」と先を早く読みたくて、めちゃくちゃ斜め読みしてました。
完結していて良かった……完結前に読んでたら、絶対「続き早よ！」って悶えてる(;･Д･)
読むときは翌日がお休みの日推奨！
誤字が多めなので★-1

久しぶりに心が震えた作品です。生々しいな、と思いました。
それに拒否反応を示してしまう方もいると思いますが、私は好きです。

愛美の独白以外、男性の主人公の一人称が新鮮でした。
作者さまは男性か？と思えるほどのリアルな描写に驚き、なおかつ愛美や奈央のさりげない部分まで描写されているところ。痺れました・・・。

同じ組み合わせの男女の交合を工夫されているとこは見習いたいです。
そして第五回コンテストでともにエントリーできること光栄に思います。

《曖昧なままに》

それは洋人自身の感情であるからこそタイトル付けが上手い。
上手く立ち回る器用な人物ならば見て見ぬふりをして立ち去るだろう。
不器用で何事もネガティブに空回りさせてこその彼だからこそ考え過ぎて曖昧なままになりゆく。
だからこその彼の精神面での真に向き合う姿が見せ場だろう！
そして甘く色を添える○○の女としての嫉妬と寛大さはキュンとなり共感しかっこよく女らしい！
ラストの愛美の精神の成長も胸を打つ彼女のケジメに感動するひとつの電話！

戦慄と恐怖から胸あたたまるラスト！
読んで良かった作品になりました！

上手いです！
特別賞になる訳でしょう――…

バツイチ・三十路である洋人のある種の出会いは日々の安らぎを与えたかに思えたが・・・
愛美の奇妙な行動とルールに怖ささえあり洋人にあらたな人物が加わる事により○○の身を案じ先を知るのが可哀想だと思案した。

愛美はある過去に囚われているが故のルール！
愛美の意識は現在→過去→現在へ、
呟く名前は過去から今へ！
そしてその未来がわかるのは公園のワンシーンとなり胸が熱くなった……

私は恐怖漂う戦慄のモヤモヤの中で○○が気に入っていたからこそ安堵した！
あぁ○○の未来さえもあって良かった！
嫉妬からの修羅場を予想したからであり…

「洋人」
「美央」
優しく呼ぶ大人達がいるから未来は揺るがない……

いつか読もうと思って、今日はレビューに誘われ、読書が出来る時間が取れたので、一気読みしました。
愛美や奈央は積極的な女性だわ…
これが私の第一印象でした。
奈央の様にプラス思考な女は恋の勝者になるんですね…
愛美のアニキャラ好きでコスプレなりきりのシーンは凄いと思いました。
合わせる主人公にも笑えました。
愛美を語るのにこのシーンは『ナルホド！』と興味を惹きます。
作者様は積極的な女性との恋愛が多かったのかな？
などと想像もしました。
主人公は真面目な性格でありながら、嘘もつけない不器用さで翻弄されてゆく姿が、男だな…と感じました。
曖昧なままにのタイトルがドンピシャな作品だと思いました。

先程の続きです。
ただ、ストーリーは引き込まれる位凄くて、コワイと感じてしまったほどなので、作者様に執筆力があるんだな～と思いました！
決して否定的なレビューではありませんので…(苦笑)

凄惨な人生には同情しますが、行為をする前のスイッチの入った愛美のセリフ、行為中のセリフ、行為後の無邪気な愛美が、個人的にはあまり受け入れられませんでした。
官能部分は濃厚で、受け入れられないのに濃厚過ぎて、どう感じていいのか戸惑いました。
愛美とは真逆の奈央の登場で、ストーリーが読みやすくなりましたし、奈央の軽いノリが良かった。
愛美の人生を変えた柴崎の印象は、ひどく普通で、柴崎に好意を抱いた訳は色々思い浮かぶんですが、愛美自身が望んで関係を持ったのに、被害者ぶってるような気がして…。最後の洋人と愛美の性行為シーンは衝動的でした。ラストの愛美、子供に洋人って名付けます？コワイです…

1ページ1ページが濃いです(*´∀｀*)


ただエロいだけでなく登場人物の心理描写とか文章の使い方がまた上手♥

愛美の過去も読んでいくうちに分かっていくのでどこかミステリー要素もあり…
読むたびに続きが気になって仕方なかったほどです(*´∀｀*)全体的にしっかりとした作品になってると思います★読んでて飽きませんでした🌠素敵な作品でした(●´ω｀●)

色々な意味でドキドキしました。
官能、恋愛、ミステリー、コメディ、どの要素も含まれていてとても得した気分です
このお話に続きはあるのでしょうか
すごく気になります

完結おめでとうございます！

決して強い訳ではなくて、傷付いて、時には問題から逃げて曖昧にしながら、それでももがきながら前に進もうとする人間の美しさに心を打たれました。完全無欠なヒーローではないからこそ、洋人さんは誰よりも優しいのだと思います。

クライマックスを読んだ時には、これは最後絶対に誰かが悲しい想いを抱える事になると思っていたのですが…

傷付いただけで終わりではなく、その先、新しい未来がきちんと待っていたのは予想外でした。ほろ苦いだけでなく、希望のある結末。奈央ちゃんの懐の深さに惚れます。

登場人物全員を好きになれる、読んでいて素敵な作品でした。