『ペインクリニック/佐伯香也子』
いわゆる普遍的な「官能小説」を期待すると裏切られる。
この作品でのペインクリニックは、痛みを緩和してくれるのではなく、患者の求めに応じた痛みを与えてくれるのだ。
育ちの良い大人しい大学生ヒロインは秘めた被虐願望があった。その願望を叶えてくれることを期待し、このペインクリニックへ、あらかじめ予約したうえで訪れる。
Kindle unlimitedで無料だったので読んでみた。私の感想は…
「痛そう。とにかく痛そう。すごく痛いだろうな」
可愛らしいヒロインは自らの希望により、施術ベッドへ丸裸で拘束され、二十本の針で恥ずかしい部分(お尻とあそこ、最後にク◯トリスを下から針で)を刺し貫かれ、さらに鞭を振るわれて絶叫する。そんな描写が、官能小説に必須の喘ぎ声の表現に頼らない冷静な文章で綴られ、それがリアリティを感じさせてくれる。
…ものすごく痛そう。ここまでのSMプレイは流石に私には無理だ。
この著者の作品は、どれも、SMというよりも拷問と表現したほうがよい扱いをヒロインが受ける。だからたとえば『美人秘書監禁!甘美な拷問』という作品の"甘美"という謳い文句に男性諸氏は騙されてはいけない。ひたすら"すごく痛そうな"拷問が続く。
女性に比べ男性は痛みに対する耐性が弱いらしいから、Mの男性でも、佐伯氏の作品のヒロインのような拷問プレイに、痛みを超えた向こう側の快感を見出せるだろうか。
作者ページ
霧山純生さんの日記
【大人の読書】苦痛の向こう側の快楽世界
[作成日] 2023-11-02 16:22:19
日記へのコメント
無理っす😱
実はピアスも開けてないくらいですから😅
全く無縁の世界ですね😥
大丈夫というか我慢できるのは注射と点滴くらいかなぁ…
あ、下のお注射は大好きですけどね💕
実はピアスも開けてないくらいですから😅
全く無縁の世界ですね😥
大丈夫というか我慢できるのは注射と点滴くらいかなぁ…
あ、下のお注射は大好きですけどね💕
悠里様
…堂島はその懇願に応えるかのように、まず最初の一本でラビアをつらぬき、それから続けて二本、三本とゆっくり間合いをとりながら花びらを刺していった。 ラビアは肉が薄いから、乳首ほど痛くはない。だが、両側に三本ずつ突き立てると、若菜はもはや息をするのも苦しげな様子を見せた。
—『ペイン・クリニック*ファイル1若菜』佐伯香也子著
https://a.co/9OmlG5l
こんな感じです。
痛そう。
…堂島はその懇願に応えるかのように、まず最初の一本でラビアをつらぬき、それから続けて二本、三本とゆっくり間合いをとりながら花びらを刺していった。 ラビアは肉が薄いから、乳首ほど痛くはない。だが、両側に三本ずつ突き立てると、若菜はもはや息をするのも苦しげな様子を見せた。
—『ペイン・クリニック*ファイル1若菜』佐伯香也子著
https://a.co/9OmlG5l
こんな感じです。
痛そう。
わたしは痛いのは無理です😖
ましてや痛いエスエム…信じられない😥
痛気持ちいい…理解不能ですね😅
ましてや痛いエスエム…信じられない😥
痛気持ちいい…理解不能ですね😅