■電子レンジは、何のためにくるくる回るのか?
実は、電子レンジの原理は軍事用に開発されたものでそのマイクロ波は、
第二次世界大戦中には
軍事用レーダーとして用いられていました。
マイクロ波が家庭用調理器に転用されたきっかけは
レーダー実験をしていた
技師が、ポケットの中の
チョコレートが溶けている事に気付いた事からです。電子レンジが1947年に米国で誕生しました。
日本では、1959(昭和34)年に東京芝浦電気(現・東芝)によって誕生しました。
電子レンジは、
内部のマグネトロンという部分から電波を放出し
それが食品に吸収されます。その時、食品中に含まれる水分が激しく振動し
水の分子と分子がぶつかりあって摩擦熱を発する事で、内部から過熱されます。しかも、
電子レンジのマイクロ波は、水を含むものにはよく吸収されますが
プラスチックや陶器には吸収されずに通過します。
したがって、短時間で食品を温める事が出来る事になります。
ところが難点もあります。電子レンジは、電波が当たる部分しか温まらないのです。電波の当たり具合にムラがある為、その為、電子レンジでは、ターンテーブル、つまり食品をのせる台をクルクル回す事で食品にムラなく電波が当たる様になっています。
作者ページ
機械のウッチーさんの日記
ご存じですか…?
[作成日] 2015-04-03 12:26:00
日記へのコメント
初めまして。
電子レンジが誕生した理由は授業かテレビか何かで聞いたことありましたが、ターンテーブルが付いているのはそういう理由だったんですね!
ぼんやり記憶の片隅にあった情報が蘇りました~。
いつも話題が豊富ですごいなぁと思いながら日記を読ませていただいてますo(^-^)o
電子レンジが誕生した理由は授業かテレビか何かで聞いたことありましたが、ターンテーブルが付いているのはそういう理由だったんですね!
ぼんやり記憶の片隅にあった情報が蘇りました~。
いつも話題が豊富ですごいなぁと思いながら日記を読ませていただいてますo(^-^)o