◆かつて向上心を持っていて、いまは向上心がなくなった人というのは、
“知的好奇心の矢”が飛び終わった人である。
教師でも、情熱がほとんど失せてしまった先生もいれば、年をとるごとに情熱が高まる先生もいる。だから「知的加速度」が大事だと思う。
この半年間でどれだけ勉強してきたか、知識を増やしてきたかと考える。
かつて人生50年と言っていた時代からすると、いまや70年、80年が当たり前になっている。
80歳まで生きるなら、60歳から数えても20年も学ぶ時間がある。
この間を漫然として過ごせば大変なよどみの長さとなる。向上心を習慣化、技化(わざか)することが重要だと思う。
人は老年期に向かうほど暇が増える。そんなときこそ、新しいことにチャレンジする余裕が生まれるから、いままでまったく勉強してこなかった分野に挑戦してみる。
そこで「すごい、すごすぎるよ!○○」と週に一つでも増やした知識を家族や知人に話すようにする。
これを数か月続けたら大したもので、まさに向上心や知的好奇心を習慣化、技化したと言えよう。
年を重ねればこそ、男性も見た目や収入以外の知的なことに関心を持ってもらいたい。
知的好奇心は人としての魅力の源であるのは間違いない。
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機械のウッチーさんの日記
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[作成日] 2015-04-08 12:51:07