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みぃさんの日記

☆だらだら日記 (*^.^*)
[作成日] 2015-06-09 21:49:24
今日は『小町まつり』のお話。

私の地元は小野小町の生誕の地としてちょっとだけ有名なところで。
全国各地に色々言い伝えがあるようですがそのうちの一つです

開催日は芍薬の花香る六月第二土曜日と日曜日。
この時期はどこもかしこも芍薬が咲いていて、甘い香りが夜気に混じって漂うごとくです。

小町まつりは、古くから芍薬塚(小町塚)で行われます。
芍薬塚とは小町への百日通いのために深草少将が芍薬の花を植えた場所で、今は赤い小町堂が建っています。

**軽く伝説を**

小町に想いを寄せていた深草少将。
京を去った小町を追って出羽に東下りします。
そして、小町に恋文を送ります。
小町は、「小さい頃にあった芍薬の花が無くなったので百本植えてくれたらあなたの心に添いましょう。」と返事をする。
小町は疱瘡にかかっており、磯前神社の境内に湧き出る泉で顔を洗い、百日もあれば治るだろうという一心で毎日通っていました。
醜い姿を見られたくない女心です。
一方、少将は、一日も早く小町に逢いたいと、芍薬の花を毎日届けました。
これが「百日通い」の始まりです。
そして、折からの大雨の中、最後の百本目を届けるため、使いの者が止めるのを振り切り自ら御返事橋まで来ましたが、橋もろとも流されて亡くなってしまう。
大願果たせず‥ですね。
少将の死を悲しんだ小町は桐善寺に石碑を建てて供養しました。
(市のホームページから)

お祭りは祝詞奉上に始まり、巫女舞で神前を清めて、
小町の魂をなぐさめる謡曲が歌われるうちに市内から選び抜かれた七人の小町娘が登場。

宵祭。夕暮れから始まるお祭りは市女笠に身を包んだ小町娘達のしなやかな歩みや物腰がとても優雅で幻想的。
(約2か月間立ち居振る舞いをミッチリ練習させられるの!)

小野小町が作った7つの和歌を朗詠し小町堂に奉納。
和歌も紹介したいけれど。
スペースの関係上むりなので2つのだけ。

『花の色は移りにけりないたずらに、わが身世にふるながめせしまに』
訳:花の色も私の美しさも、もはや消え失せてしまったのだ、思えばむなしくもわが身はすっかり老い衰えた。 この歌は有名ですね。

私の好きな和歌は、
『いとせめて恋しき時はむば玉の、夜の衣を返してぞ着る』
訳:恋しさが、私をせめつけてどうにもならない時、私は夜の衣を裏返しに着て寝るのです。 色っぽいです。



日記へのコメント

◆美都さん♪

ようこそ\(^o^)/平安の世界へ!なんちゃって(笑)

とっても幻想的で優雅で静かなお祭り。

勇壮で荒ぶるお祭りも心踊るけれど、
こんなお祭りも素敵ですよね。

伝説と言えば旦那様の実家のある土地には『能恵姫伝説』があります。

和歌はね。丸暗記!
大人になってね、色々意味を知りました。
昔から言うけれど。
今も昔も恋する気持ちは変わらないんだなぁ何て思います(*^^*)

長い日記になってしまって。
読むのが大変でしたでしょう?

日記に書くのに自分の余りの知識無さにうわぁぁぁ!となって。でも勉強になりました。

いつもコメントありがとうございます(//∇//)
[投稿者]みぃさん [投稿日]2015-06-10 22:22:44
なんと素敵なお祭りなのでしょう…。溜息が出てしまいます。
歴史的史実に基づいて行われる行事っていいですね。歴史の勉強にもなるし、住んでいる地域をより良く知ることも出来る。

小野小町の醜い顔を見られたくない女心、そして少将のひたむきな小町への想い……叶わなかったその恋心に切なくなります。

芍薬が匂いたつ中で行われる夕暮れに始まる宵祭り。幻想的で美しいですね。

百人一首の和歌ですね…覚えています。
その和歌を知った時はリズムの美しさに惹かれましたが、今はその意味に感慨を覚えます。

衣を裏返すのには何か深い意味があるのでしょうか。艶っぽいですね💕

[投稿者]奏音 美都さん [投稿日]2015-06-10 22:06:29
◆織魅さん

ようこそ\(^o^)/

長い日記にお付き合いありがとうございます。

小町より深草少将が健気です。
実は嫌いだったんじゃ(笑)とか、かぐや姫のお話を想像したり←無理難題とか。
小町、ほだされちゃった? みたいな。

綺麗なお祭りですよん(*^^*)

芍薬は綺麗だよね。

和歌は丸暗記!意味は調べて。
だって、ちゃんと興味を持ったのは大人になってからで。


アートフェスティバル!! 気になります。

伝統音楽や伝統舞踊、興味深々。

和太鼓!うちの県には、なまはげ太鼓があります。
なまはげの格好で和太鼓を叩くのです。怖いよ。

日記にコメントありがとう御座います(≧▽≦)
[投稿者]みぃさん [投稿日]2015-06-09 23:04:50

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