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シロンペロンむさしさんの日記
ベッキー(戦国時代)のお話。
[作成日] 2015-09-20 01:44:57
戦国時代のベッキーと言えば、難読漢字が嫌いなくせに、自分の名前も難読な戸次鑑連こと立花道雪。肖像画の目が怖い人ランキング(むさし調べ)で第一位のベッキーさんです。
ベッキーといえば、類い希なる駄目主君である大友宗麟に、これでもかというくらい忠心に忠心を尽くした家臣の鑑。
道雪という名前も『降った雪はその場から動かず、消える日までそこにある。私も御屋形様に対しそのような忠心を果たしたい』という意味です。
ですが宗麟は、キリスト教に悪いハマり方をして、その宣教師も止めてるのに無茶な戦を仕掛けるわ寺を壊すわ、家臣の心主君知らず。ベッキーが死ぬまで、というか死んだ後もほぼ一生そのままで、願い虚しく大友家は衰退してしまいました。
えー、何が言いたいかと言いますと。どうやったら気持ちの通じない相手に、そこまで真剣に向き合えるんだろうな……と思ったのですよ。戦国時代は親も油断すれば子にグサッとやられるし、裏切りなんて当たり前。なのにどうして、一生動じずに宗麟へ尽くせたのでしょう。
答えは未だに分かりませんが、私はベッキーのように生きたい。消えるその日まで逃げ出さず、投げ出さず、大事な人と向き合える人間でありたいと思うのです。
平手政秀と織田信長の関係も好きなんですが、政秀さん見習うと最後は諫死ですからね。まだ死にたくないので、道雪のように強い男、もとい女になりたいです。
まあ色々あって、そんな事を思う夜。そういえば戦国無双4のエンパイアってもう発売したのかな……発売してたら買ってきて、ベッキー仲間にしたいですね。