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橘 いつきさんの日記

お彼岸のお墓参り  徒然にまたまた書きます。
[作成日] 2016-03-21 00:03:17
 昨日は、彼岸の中日ですね。お墓参りに行ってきました。
 風が強かったので、ロウソクやお線香に火を点けるのが、大変でした。

 春のお彼岸になると、思い出すことがあります。
 それは、僕にとって、初めての霊体験です。

 僕が、まだ二十歳前後の頃のこと。深夜、目が覚めた時、胸の辺りにお婆さんの姿のようなものが見えました。
 不思議と怖い、とは思いませんでしたが、霊体にむやみに関わってはいけない、と聞いたことがあったので、「ごめんなさい」を繰り返し唱えていました。そのうち、そのお婆さんの姿は、消えてしまっていました。
 初めてのことで、驚きつつも翌朝、母に話したところ、この時の事は、もしかしたら、僕が高3の時に亡くなった父方の祖母が、お墓参りに来なさい、と言いに来たのかな?と母と結論付けました。
 というのも、母共々、祖母が亡くなってから、1度もお墓参りに行ったことがなかったからなんです。今思うと僕も薄情だなぁ、と。
 あ、勿論、この時、母と一緒にお墓参りに行きました。

 結婚してからは、更に実家方のお墓には、行かなくなってしまいましたが、婚家のお墓参りには、春のお彼岸だけじゃなく、秋のお彼岸、お盆、年末年始と節目ごとに行くようになりました。義両親がこういうことを大事にされている方たちなので、毎年繰り返しているうちに、自然とそうすることができるようになりました。これは、義両親に感謝デス。

 僕にとって、20年近く経った今でも、鮮明に思い出す不思議な体験です。

 僕の亡くなった祖母は、毎日僕の家に来ては、ちょこんと座って、敷地内の草むしりをしたり、洗濯物をとても丁寧にたたんでいた姿が、今だに覚えている姿です。とっても小さな背中が、懐かしく思います。


 祖母のことを思い出したら、少し感傷的になってしまいました。

日記へのコメント

あっ…

橘さん、追伸です。

忘れな草…必要かも♪
[投稿者]わぴこさん [投稿日]2016-03-21 23:19:52
橘さんへ

こんばんは。

20年経っても忘れないで想われている、お祖母様は幸せですね。

おみかんでも何でも良いんですよ♪
「これ、美味しいよ」

それよりも、きっと笑っている事が、一番の大切な事かもしれません。

お祖母様の出来事は、お話されなくても、自分の中で大切にしていて下さい。

こんなに大切なお話を聞かせて貰えて光栄です。
ありがとうございます♪
[投稿者]わぴこさん [投稿日]2016-03-21 23:17:44
わぴこさん、こんにちは。

実は、僕、祖母の好きだったものって、知らないんです。一緒に暮らしていたわけではないので。
 ただ、よくおみかんを食べていたのは、うっすらと覚えています。


 わぴこさんのおっしゃるように、祖母は、思い出してほしくて、僕のもとに現れたのかもしれませんね。
 実際、20年近く経った今でも思い出しているのですから。(^^)/

 因みに、この話は、父と兄には話していないんです。返ってくる言葉がわかるから。
父→「たぁけたこといっとるな!」
兄→「フッ」失笑し、馬鹿にしたような目を僕に向ける。
[投稿者]橘 いつきさん [投稿日]2016-03-21 15:28:22

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