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シロンペロンむさしさんの日記
武蔵ときららと小次郎と
[作成日] 2016-04-02 05:25:09
新年度、という事で何か心機一転してみようかと考え、プロフ画像を変更してみた明け方。いっそ名前も『シロンペロン☆むさしっ!』にしようかと思いましたが、やめときました。
名前と言えば、我が魔性のママンとの記憶をふと思い出しました。
実は武蔵という名前、ママンがむさしの姉を産んだ時、名前候補として挙げていた一つでした。男の子なら、「武蔵」か「小次郎」にしたかったとか。結局女の子だったので、普通に可愛い名前を付けられましたが。
ママンってば渋いお趣味! と思いきや、次に生まれた私の名前候補は「翔」か「蓮」だったそうです。いきなりジャニーズみたいな名前。まあ今ならありふれた名前ですが、約30年前の名付けとしては、結構先を行くセンスだったと思います。
問題は私が生まれてからです。男の子だとばかり思っていた両親は全く女の子の名前を考えていなかったのですが、生まれてきたのは女の子。困ったママンは、急遽候補を挙げました。
「よし、きららにしよう! いや、うらんの方がいいかも!」
ザ・キラキラネーム。もう一度言いますが当時は30年前。時代を先取りしすぎですよ、ママン。
あまりに新しすぎるセンスに、親族全員から猛反対を食らい、それらは断念。結局「姉の名前と語呂合わせにしときゃいいか」みたいな雑な理由で、私の今の名前が決まったそうです。
私がむさしと付けた時、その話はすっかり忘れていましたが、センスというものは遺伝するものなのかもしれません。
余談ですが、うちの亡くなったグランパが、爺様世代どころか今でも普通に通じる格好いい名前だったりするので、ご先祖様のどこかに風変わりな人がいるのかもしれません。今度ママンの実家に遊びに行ったら、ちょっと念入りに仏壇へ手を合わせてこようと思います。