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NEW マーチンさんの作者ニュース

『異常性愛』 レビュー、ファン登録のお礼 と やるせない判決
こんばんはマーチンです。
『異常性愛』にレビューを頂きました。
ありがとうございます。
再読して頂いた上に、レビューまで頂戴できたことに作者として幸せを感じています。

ファン登録、しおり、拍手も頂いており、大変有り難く思っています。
YouTube動画のご感想も頂戴し、こちらも嬉しい限りです。
また、アップしますので時々覗いて下さいね。


今朝のニュースで胸が潰れました。

¨川口市 祖父母殺害 懲役15年¨ 
昨日判決が出ました。

犯人は孫の18歳少年で、許される事ではありません。
ただ犯行に及ぶまでの彼の日常を思うと、涙を堪える事が出来ませんでした。
どうしようもない母親の元に産まれ、一般的ではない彼の不遇な日々を容易に想像できました。
殺してでも金を借りてこいという、母親の狂気に従わざるを得なかった彼の心境は、私には察して余りあるものでした。

彼は判決後、「自分みたいな存在をつくっちゃだめだ」と弁護士に語ったそうです。
私は作品の中で、自身の生い立ちに何度か触れましたが、子を授かる際に彼と同じ思いを胸にしました。
大人になってそう思えたのですが、自分が18歳の頃にそう思えただろうかと考えさせられました。

テレビではパネラーが¨現代社会が生んだ犯罪だ¨と断じましたが、違います。
誰もがそうはなりません。何でも社会のせいではありません。

人殺しはいけないことだと、彼は当たり前に解っていたと思います。
圧倒的な力に支配され、それに抗うことができなかった。
彼が身を置く家族というコミュニティの中に強烈な力関係があって、それが彼の判断力を奪ったのだと思います。

親の権威をゴリ押しし、彼に犯行を強要した母親。
もしかすると彼は、この鬼畜のような母親に憐れみを感じていたのかもしれません。
そう思うと、ナイフを振りかざした時の、彼の心境が居た堪れない。

権力が支配するところに愛は存在しない、という言葉がありますが、まさしくその通りで、彼はこの母親と義父に愛情を確かめることはできなかったと思います。

だが彼は母親を愛していたのではないか。
私にはそう思えてなりません。


犯行自体は凶悪で許されません。
懲役15年も妥当なのだと思います。成人していれば死刑です。

ですが母親は懲役4年半です。
不条理なものを感じます。


ありがとうございました。

マーチン
[作成日]2014-12-26
63拍手

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