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『煮詰めたシチュー』 レビューお礼 と 葛飾北斎の目
こんにちはマーチンです。
『煮詰めたシチュー』並びに『異常性愛』をご愛読いただきまして誠にありがとうございます。
あたたかい拍手に癒され、挟まれたしおりに作品への期待をひしひし感じます。


この度『煮詰めたシチュー』にレビューを頂戴しました。
ありがとうございます。


ご自身の実体験を交えた第三章へのご感想を頂きました。
遭遇したものにしかわからない感覚がありますよね。
そういった写真集があるとは知りませんでした。また教えて頂けると嬉しいです。

今はほとんど手にしませんが、若い頃写真に凝ったことがありました。当時はフィルムでしたから結構お金のかかる趣味でした。
先日読んだ記事に、ハイスピードカメラで捉えた波の姿が、葛飾北斎の描いた浮世絵に酷似しているというのがありました。

北斎の浮世絵に描かれる荒々しい波の絵。
私はずっとオーバーなデフォルメだなと思っていました。
北斎への評価はそういった想像力の表現だと認識していたのですが、実際にハイスピードカメラで捉えた波の写真には、北斎の浮世絵と同じような一瞬が切り取らていました。

驚きました。
視力に左右されることもあるでしょうが、北斎には高く上がった波頭がそういう風にしか見えなかったのでしょうね。普通の人が見えない景色が葛飾北斎には見えていた。
自分にはこう見えるっていう強烈な自己主張だったんだなと思いました。

ひとつの事象の見え方、それについての考察は人それぞれ違ったとしても、ある一定の大筋みたいなものがあります。
主流や大筋から外れると白い目で見られたり、酷評を受けたりしますが、それをものともせず、自分の感性に背くことなく表現されたものだけが芸術の名に値するのだと、あらためて思いました。

絵画に限らず、さまざまな造形物、事象、音楽、映画、漫画、小説・・・そういったものの中には理解に苦しむものがあったりしますが、自分の感性を試されていると思えば、見え方や感じ方が変わってくるのかもしれませんね。

もしかすると自分の理解を超えたところに、物事の本質があるのかもしれないと思うと、鈍らな我が感性に歯ぎしりしてしまいます。



ありがとうございました。

マーチン
[作成日]2015-02-14
60拍手

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どっちでもよくはないけど、言っても言わなくてもいいこと。
[ジャンル]その他
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