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皆さまのニュースで、今回の盗作騒ぎを知りました。
それで私も確認をしに行ったんですが、幸いにも私の作品はありませんでした。
でも、見たことのあるタイトルがズラリ…。
それも作者様がバラバラ。
これは疑うことなく、誰がどう考えても盗作ですよね？

自分の書いた作品があたかも他人の作品のように発表されているだなんて、本当に赦せません。
同じ書き手として、その作品にどれだけ心血を注いだか、少しは解るつもりです。
日々悩み、時に苦しみ、時に励まされ、そしてようやく作品を書きあげるんです。

なのに何の苦労もせず、書く喜びも感じないまま、自分の作品かのように載せるだなんて…。

すごく悲しくて、悔しくて、腹も立ちました。

著作権の問題もそうですが、やはりそれよりも作者さんのお気持ちを考えると、私まで泣けてきます。

様々な葛藤をしながら書いた、我が子同然の作品。
それを勝手に他人の手で穢していいはずありません。

小説って、ある種、書き手自身の内側を曝け出すようなものなんです。
考え方、感じ方、その時その時の想い…。
それを文字にするのって、とても勇気がいって、エネルギーもたくさんいるんです。
その工程があるからこそ、どれだけ不出来な作品であっても可愛いんです。
私も、せめて自分だけでも自分の作品を愛してあげようと思っています。事実、不出来な子たちで、読み返すのが恥ずかしくても、時々は愛でてあげてます。

それなのに、その愛する子を奪われてしまった方々のことを思うと、ひどく憤ります。
久々に悔しさからくる涙が出そうです。

今回のことに巻き込まれてしまった皆さま方。
本当に悔しいですよね。お辛いですよね。

慰める言葉が見つからないです…。
だけどあなたの作品は、あなたのものです。他人に奪わせちゃならないものです。

第三者の私が直接何かをすることは不可能かもしれませんが、文字という形で一緒に戦っていきたいという気持ちはあります。
絶対にあなただけの作品として取り戻してやりましょうね!!


結芽里