本編読了しました。
すごく好みな文体にまず目を惹かれ、読んでいくうちにストーリーにも心惹かれました。
気が付けば一気読み。
タイトル通り、禁断ストーリー。
その中にある罪悪感や背徳心をも凌駕して惹かれ合う姉弟の気持ちの移り変わりもきちんと描かれており、自然と物語に入り込めました。
他の方のレビューにある姉編はまだ読んだことがないので、これから先書かれるのを楽しみにしてます!
素敵なお話をありがとうございました!
番外編も追い掛けさせてもらいます☆
作者ページ
結芽里さんのレビュー一覧
レビューというより、どうしても一言物申したく、書きにきました。
ぶっちゃけ、軽いクレームです(笑)
どうしてくれるんですか、奏多さん!
止めどころが解りません。
これだから読むの嫌だったんですよ(笑)
変態兄弟に淫魔ならぬ読魔にされ、気が付くとスマホに釘付け。
豊富な語彙に軽快な会話文。
そして誰も彼もが濃いキャラクター。
男の切ない気持ちを書かせたら天下一品。
まさに奏多ワールド。
連載当初からハル兄一筋ですが、ちょっと気になる人ができました。
それは……タカシくん(笑)
タカシくんには吹きましたよw
またクレーム(?)入れにきます!w
はぁー、読むのやめられない!!
ぶっちゃけ、軽いクレームです(笑)
どうしてくれるんですか、奏多さん!
止めどころが解りません。
これだから読むの嫌だったんですよ(笑)
変態兄弟に淫魔ならぬ読魔にされ、気が付くとスマホに釘付け。
豊富な語彙に軽快な会話文。
そして誰も彼もが濃いキャラクター。
男の切ない気持ちを書かせたら天下一品。
まさに奏多ワールド。
連載当初からハル兄一筋ですが、ちょっと気になる人ができました。
それは……タカシくん(笑)
タカシくんには吹きましたよw
またクレーム(?)入れにきます!w
はぁー、読むのやめられない!!
10年もの間、一人の男性に恋心を抱き続けるのは、容易いことではないと思います。
けれど強烈に惹かれた想いは長い歳月廃れることなく、鮮明に刻々と時を刻んで。
自らの苦悩や、けして綺麗な部分じゃない心情を曝け出すのも容易いことではないけれど、それをやってのけた透子の想いに、私も苦しくなりました。
透子が泣いたときには、私まで哀しくなり、透子が幸せを噛みしめたとき、私も頬が緩み。
そこまで読者を感情移入させる作品に出逢えたことを、本当に有り難く思います。
雪緒さん、ありがとうございました。
そしてもう一度、本当にお疲れ様でした。
また素敵な作品を生み出してくれることを、心からお待ちしてます。
けれど強烈に惹かれた想いは長い歳月廃れることなく、鮮明に刻々と時を刻んで。
自らの苦悩や、けして綺麗な部分じゃない心情を曝け出すのも容易いことではないけれど、それをやってのけた透子の想いに、私も苦しくなりました。
透子が泣いたときには、私まで哀しくなり、透子が幸せを噛みしめたとき、私も頬が緩み。
そこまで読者を感情移入させる作品に出逢えたことを、本当に有り難く思います。
雪緒さん、ありがとうございました。
そしてもう一度、本当にお疲れ様でした。
また素敵な作品を生み出してくれることを、心からお待ちしてます。
まずお伝えしたいのは、雪緒様執筆お疲れ様でした。
記憶から刻まで、続篇でありながらも一つの物語を紡ぐその素晴らしい筆力に魅せられました。
記憶では透子を瑞々しい桃に喩えましたが、刻まで読み終えた今、記憶の透子はまだ若い青々しさを残す桃だったことが解りました。
桃が雨風に耐え、時に樹から落ちそうになりながら、熟れて食べ頃になるその瞬間まで枝で耐え忍んでいたかのように、透子もまた彼への恋心と、自分に向けられることのない気持ちへの辛さに耐え、片桐先生という極上の栄養を与えられるのを待ちわびて。
そして最後には実を結び、熟されていく様を圧倒的な心理描写で繊細に描かれていました。
…続きます
記憶から刻まで、続篇でありながらも一つの物語を紡ぐその素晴らしい筆力に魅せられました。
記憶では透子を瑞々しい桃に喩えましたが、刻まで読み終えた今、記憶の透子はまだ若い青々しさを残す桃だったことが解りました。
桃が雨風に耐え、時に樹から落ちそうになりながら、熟れて食べ頃になるその瞬間まで枝で耐え忍んでいたかのように、透子もまた彼への恋心と、自分に向けられることのない気持ちへの辛さに耐え、片桐先生という極上の栄養を与えられるのを待ちわびて。
そして最後には実を結び、熟されていく様を圧倒的な心理描写で繊細に描かれていました。
…続きます
水蜜桃の記憶(非公開)
[評価] ★★★★★
[評価] ★★★★★
記憶って、ひどく曖昧で不確かで朧気で。
そんな不透明なものだと思うんです。
だけどふとしたきっかけ…たとえば温度だったり感触だったり、味や匂いだったり。そういうちょっとしたきっかけで鮮明に思い出されたり。
まさにこの作品は桃というきっかけで記憶をまざまざと甦らせ、みずみずしくもしっとりとした描写で主人公の深く刻まれた記憶を描いてます。
ひと度皮を剥くと果汁が溢れ出すように、透子もまた薄皮に閉じ込められた果実で、解放されると感情や官能が呼び起こされていて。
短いながらも読みごたえのある、素敵な作品に出会えた感謝を作者様に伝えたいです。
ありがとうございました!
そんな不透明なものだと思うんです。
だけどふとしたきっかけ…たとえば温度だったり感触だったり、味や匂いだったり。そういうちょっとしたきっかけで鮮明に思い出されたり。
まさにこの作品は桃というきっかけで記憶をまざまざと甦らせ、みずみずしくもしっとりとした描写で主人公の深く刻まれた記憶を描いてます。
ひと度皮を剥くと果汁が溢れ出すように、透子もまた薄皮に閉じ込められた果実で、解放されると感情や官能が呼び起こされていて。
短いながらも読みごたえのある、素敵な作品に出会えた感謝を作者様に伝えたいです。
ありがとうございました!
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