作者ページ
苦悶快人さんの作者ニュース
レビューありがとうございました!
MIKUさま、
レビューありがとうございました!
そして、華へのエールもありがとうございます。
全体的にいただく感想からすると華への支持のほうが高いですね。
まあ、私も華には幸せになって欲しいと思っています。
どんな形であれ、不幸な結果にはならないだろうとは予想してます。
--
さて、ご質問の件にお答えします。実は私もこのシーンを書くときにこの件は調べました。
結論から言うと、
「確率は非常に低くなる。しかし0ではない」
です。
まず、精子は乾燥に弱く、空気に触れると死んでしまうのはその通りです。しかし、それを守る液に包まれた状態が精液です。精液があのドロリとした状態を保っているうちは、その中で精子は保護されていますから、精「液」が空気に触れても精「子」はすぐには死にません。
どちらかというと問題はその後のほうです。
精液は、殺菌のために酸性に整えられている膣内で精子を守るために、アルカリ性の組成をもっています。それに包まれているために、精子は膣内の殺菌力に耐え子宮にたどりつけるのです。
一方、唾液もまた殺菌のために弱酸性の組成を持ちます。つまり、精液を口に含んで唾液と混ぜてしまうと、せっかくの保護嚢であるはずのアルカリ溶液がある程度中和されてしまうことになります。このことにより、膣内に流し込まれたあとの精子の生存率は格段に下がることでしょう。
しかしそれも確率論です。
十分な母数があれば、ある程度の数は生き残れるかもしれません。膣内の酸性度が低ければ、耐えうる時間を稼げるかもしれません。それは、精液の濃さ、女性側の体調や体質、といったいくつかの不確定要素で変わってくると思われます。
そして、この時はその低い確率の中で事実が発生した。
そういうことになります。
--
これからも疑問があれば遠慮なくご提示ください。
私も勉強になります。(*‘∀‘)
では、今後とも宜しくお願いします。
苦悶快人
レビューありがとうございました!
そして、華へのエールもありがとうございます。
全体的にいただく感想からすると華への支持のほうが高いですね。
まあ、私も華には幸せになって欲しいと思っています。
どんな形であれ、不幸な結果にはならないだろうとは予想してます。
--
さて、ご質問の件にお答えします。実は私もこのシーンを書くときにこの件は調べました。
結論から言うと、
「確率は非常に低くなる。しかし0ではない」
です。
まず、精子は乾燥に弱く、空気に触れると死んでしまうのはその通りです。しかし、それを守る液に包まれた状態が精液です。精液があのドロリとした状態を保っているうちは、その中で精子は保護されていますから、精「液」が空気に触れても精「子」はすぐには死にません。
どちらかというと問題はその後のほうです。
精液は、殺菌のために酸性に整えられている膣内で精子を守るために、アルカリ性の組成をもっています。それに包まれているために、精子は膣内の殺菌力に耐え子宮にたどりつけるのです。
一方、唾液もまた殺菌のために弱酸性の組成を持ちます。つまり、精液を口に含んで唾液と混ぜてしまうと、せっかくの保護嚢であるはずのアルカリ溶液がある程度中和されてしまうことになります。このことにより、膣内に流し込まれたあとの精子の生存率は格段に下がることでしょう。
しかしそれも確率論です。
十分な母数があれば、ある程度の数は生き残れるかもしれません。膣内の酸性度が低ければ、耐えうる時間を稼げるかもしれません。それは、精液の濃さ、女性側の体調や体質、といったいくつかの不確定要素で変わってくると思われます。
そして、この時はその低い確率の中で事実が発生した。
そういうことになります。
--
これからも疑問があれば遠慮なくご提示ください。
私も勉強になります。(*‘∀‘)
では、今後とも宜しくお願いします。
苦悶快人
| 関連小説リンク |