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こんにちは。

　前回、露わになった紗英子と有喜菜の間の温度差は時ここに至り
　ますます顕著になってゆくようです。
　
　もっとも、有喜菜の言い分も反感も一分の理はあるようには思えるのですが、、、

　この場合、気になるのは女性二人、どちらの言い分が正しいかどうかではなく、
長年の親友だった彼女たちの間に刻まれた「深い溝」ではないかと思います。

　紗英子は夫の反対を押し切り、代理出産に踏み切りました。
　既に夫との間にも深刻な亀裂があり、
　その上、親友ともすれ違うばかり。

　心の支えは、今、有喜菜の胎内で育ちつつある赤ちゃんだけといえます。

　紗英子の立場、心情も同じ女性として十分理解できます。

　彼女が犯した唯一の間違いは、やはり代理母に親友を選んでしまったことなのかもしれませんね。

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