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こんばんは。

　タイトルどおりではあるのですが、
　実は名前だけ－。

　申し訳ありません！
　石榴の月　をご覧下さった方はお判りかと思いますが、
　実は嘉門の屋敷に妾奉公に上がるという話は
　お民が源治と結婚する前に持ち上がったことがあるのです。

　その後、口入れ屋三笠屋からその話を聞いていた嘉門が
　偶然、お民本人を見て気に入ったことから、
　妾奉公の話が再燃することになってしまうのです。
　その時は、既にお民は源治と再婚していました。
　石榴の月が始まるのは、その辺りからです。

　つまり、こちらの短編は本編の前の時間設定です。

　嘉門とお民、一度は切れた思った縁はやはり繋がっていて、
　後にお民は嘉門の側室となり、彼の子を生むことになります。

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