パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

こんにちは。

　最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。

－明日をも知れぬ病気にかかって、憐れまれる病人なんかじゃなくて、元気なままで、石澤さまに愛されたまま、ただの女で逝きたい―、それはお都弥ちゃんなりの女の意地でもあったでしょうよ。その女の意地が貫き通せたんだから、あの娘(こ)はけして不幸じゃなかったと私は思いますがね。

　嘉門が聞いた最後の科白をこの作品の締めの言葉に代えさせていただきます。
　官能的でもなくエロも一切なし、なかなか、このサイトの読者様好みではないとは十分知りつつも、敢えて発表させていただきました。

　限りある生命を精一杯生きた少女のことを少しでも考えていただければ、作者としても幸せです。
　生命も一生もけして自分だけのものではない、神さまから与えられたものだから、毎日を大切に生きていって欲しい。
　彼女からの伝言のように思われてなりません。


なお、例のごとく巻末に余計なオマケ－あとがきがついていますが、
読み流していただければ幸いです。　

| 関連小説リンク |