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こんにちは。

　人のえにしとは不思議なものです。
　何と、小紅の窮地を救ってくれた輿平太と栄佐は幼なじみでした。
　縁は　えん　とも読みますが、えにし　とも読みます。
　第一部の第一話でも小紅初恋の男でもある叔父武平の口を借りて
　私は【えにし】を出しました。

　えにしは、この作品を貫くテーマの一つでもあります。
　私は人生に無駄な出会いはないと考えています。
　出会いには様々あります。
　一瞬すれ違っただけの人、気まずい結果で終わってしまった関係、
　色々あるかと思いますが、
　どんな人との出会いにも何か意味があります。
　もちろん、そのときは落ち込んだりしますが、
　結果的には自分を成長させてくれる出会いであり縁だったのだと
　肯定的に受けめます。
　また、その方が自分もいつまでも落ち込まなくて良いですものね。

　さて、余計な話はこれくらいにして。
　小紅と栄佐、更に輿平太をめぐる縁はこの先、
　どのようにめぐっっていくのでしょうか？
　そして、小紅と縁でつながっているのは、どんな人たちなのでしょうか？
　
　
　

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