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NEW 東 めぐみ(結菜)さんの作者ニュース

男の人に膚を舐められて気持ち良いと感じるなんて、私はおかしい
こんにちは。

 小紅が長屋に引っ越してきた当初、何くれとなく力になってくれた
 おきみは残念なことになってしまいました。
 
-俺は無力だ。人ひとりの生命も救えない。

 栄佐のひと言には、おきみを救えなかった医者としての苦い悔恨がこめられて
 います。
 以前、ニュースで第四話は「医者・栄佐」としての面を描きたいと
 お話ししました。
 栄佐は針医者なので、今回はその辺りがネックでした。

 検索をかけにかけまくり、ハリを打つときのツボとか、ツボの名前、
 そこを刺激すると効果があるという症状などなど、
 本当に医学にしても針灸にしてもドが百個ついても足りないくらいの
 ド素人なので、調べました。
 こういう細かい部分は例えば描かないで「ハリを打った」という表現だけでも
 スルーはできるのですが、やはり時代物としては
 細かい部分まで拘りたかったので、
 最後は幾つもタブを開いて、江戸時代の針灸の医学書まで読む羽目になり。。。笑

 個人的な興味としては、隅から隅までじっくりと読んでみたかったけど、
 そんなことをしてたら、時間がなくなるので、
 必要なところだけを読んで、また次の文献をという感じで
 正直、そういう医学的なことを調べるだけで数時間は費やしました。

 極力間違いのないように書いたつもりですが、不十分な点もあるかと
 思います。
 
 -おきみさんは病気に勝とうとして頑張ったけど、勝てなかったのね。
 でも、それは、おきみさんが悪いんじゃないし、ましてや栄佐さんのせいじゃない。

 小紅のひと言が栄佐を救うことになりました。

 一方、栄佐に触れられて、今までとは違う感覚を覚え始めた小紅。
 そのことが栄佐とのなかなか進まなかった関係をも深めていくのに
 役立つことになれば良いのですが-。
 
 
[作成日]2014-06-16
29拍手

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