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東 めぐみ(結菜)さんの作者ニュース
触れられるのが好きな栄佐だから、安心して身を任せられるのね
こんにちは。
小紅の父親らしい男のことはともかく、二人の仲は順調のようです。
小紅の返事によって、祝言についてもいよいよ具体的になってきました。
つまり本決まりになったということです。
私が苦労とまではいかなくても、少し気をつけたことは、
この小紅の心理描写の変化でした。
度重なる凌辱(未遂も含めて)によって、男性不信に近い形で
恐怖症になっていた少女が栄佐の辛抱強い愛情によって
少しずつ不信や恐怖を解いていく-。
また、その変化が心だけでなく体でも感じられていっていることを
自然に、また、あまり嫌らしくなりすぎない程度に描く
ことを心がけました。
もう一つ見ていただきたいのは、前半と後半、つまり第一部と第二部
の栄佐の変化です。
これも内的変化です。
前半はどこか俺様でわがままなところがあった栄佐、自分の生い立ちに
ばかり拘り、立て役になれるという夢が叶わず小紅に八つ当たりしたり
京屋の若旦那にあらぬ嫉妬をしたりーと、私的には精神的に大人になりき
れてないように思えた。
それが後半は医者として誰かのために尽くしたり、忍耐強く小紅の心身が
ほぐれるまで待ち続けるなど、前半に比べて少し男らしくなったように
思います。
これは実は作者が意図していたわけではなく、ずっと書き継いできた話の
流れから、こうなりました。
小紅の父親らしい男のことはともかく、二人の仲は順調のようです。
小紅の返事によって、祝言についてもいよいよ具体的になってきました。
つまり本決まりになったということです。
私が苦労とまではいかなくても、少し気をつけたことは、
この小紅の心理描写の変化でした。
度重なる凌辱(未遂も含めて)によって、男性不信に近い形で
恐怖症になっていた少女が栄佐の辛抱強い愛情によって
少しずつ不信や恐怖を解いていく-。
また、その変化が心だけでなく体でも感じられていっていることを
自然に、また、あまり嫌らしくなりすぎない程度に描く
ことを心がけました。
もう一つ見ていただきたいのは、前半と後半、つまり第一部と第二部
の栄佐の変化です。
これも内的変化です。
前半はどこか俺様でわがままなところがあった栄佐、自分の生い立ちに
ばかり拘り、立て役になれるという夢が叶わず小紅に八つ当たりしたり
京屋の若旦那にあらぬ嫉妬をしたりーと、私的には精神的に大人になりき
れてないように思えた。
それが後半は医者として誰かのために尽くしたり、忍耐強く小紅の心身が
ほぐれるまで待ち続けるなど、前半に比べて少し男らしくなったように
思います。
これは実は作者が意図していたわけではなく、ずっと書き継いできた話の
流れから、こうなりました。
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