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こんにちは。

　今日のところを読んでいただいて、サヨンの気持ちが少しずつ
　ですが、トンジュに向かっていっているのが
　お判りいただけたでしょうか？
　
　やはり頼る人が彼以外いない世間から隔絶された二人だけの
　日々では、サヨンは自然に彼を頼るようになります。
　そういう意味では、トンジュの計画はうまくいった－と
　言うべきでしょう。
　
　しかし、トンジュへの想いをあからさまに出せない
　恥ずかしがりやのサヨンの恥じらいが
　トンジュとの間にまたしても行き違いを作ってしまいます。
　更に、それがサヨン自身の運命をまたしても変えることになると
　サヨンはまた゛このとき、知りません－。

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