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こんにちは。

　勇一と美月、お似合いの二人です。
　遅まきながら、美月はお金のために晃司が提案した契約結婚に
　乗ってしまったことを心から後悔します。

　それは恐らく、勇一という心から愛する大切にしたい男性が
　現れたからでしょう。
　勇一の美月に対する態度を見ていても、
　彼が美月を大切な女性だと思っているのが判りますね。

　ただ、だからといって、晃司が美月を愛していないのかといえば、
　そうではない。
　ですが、晃司の愛は束縛する愛で、これは、どちらかといえば
　自分の気持ちを満足させることを優先させるがために、
　相手の気持ちは無視しがちです。
　
　しかし、美月の後悔は今更という気もします。
　勇一にバースデーを祝って貰って幸せ一杯の美月ですが―。

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