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こんにちは。

　一つ一つの出会いに意味がある―、
　それは私自身の考えでもあります。

　だから、一期一会、すれ違うだけかもしれない御縁でも
　大切にしたいと思っています。

　そう考えていけば、晃司との不幸な関係と出会いもまた
　作品中にも書いていたように、
　晃司との出会いと別離があったからこそ、
　その先に勇一との再会があったとも思えるのではないでしょうか。
　独立した別個の出来事も後から振り返れば、
　点と点を線でつなぐように関連性がある、
　それが人生の奥深いところだとも思います。

　
　さて、ついに美月は勇一からプロポーズをされました。
　喜びに溢れる一方、いまだ自分が晃司の妻であるという立場が
　美月を縛り付け、苦しめます。

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