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読んでいて苦しくなる、愛に焦がれて一途に求める主人公の物語……間違いなく純愛です。ヒューマンジャンルでもありました。
中盤までとにかく主人公が悲劇のヒロインで、ただよく似た家庭は現実でも珍しくないだろうし、どろどろしたリアリティ描写は、読んでて胸糞悪かったです。(作者様の力量に感服！)
精神的逆転劇試みからの運びが爽快でした。的を得た心理描写に読み手まで喜怒哀楽させられて、どんな境遇でも心はキラキラな主人公に起きた奇跡、第三者に善悪を決める権利はないと改めて感じさせられました。22ページは女子なら刺さるものがあります。水や太陽、この主人公の場合、それが◯◯だったんだな。番外編もエモかったです。

完結お疲れ様です。
予想が的中して嬉しいです！最終的に、ミキちゃんはあの子を選べばなと……密かに願望いだいておりましたので。←
今回も作者様らしい、(良い意味で)胸がえぐられる、素直で濃厚で痛切な、根底には大きな愛が満ちた作品でした。読み手様によっては、読後、救われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
過去作の登場人物勢揃いという点でも、豪華です。独自の名言が多数見つかります。人工ポジティブ、頂きました。
主人公を取り巻く彼らは既出なだけに、作者様ご自身扱い慣れ、ものにされておいでだったのではと。文字から伝わる躍動感、時にしんみり、時ににやけさせられました。(笑)
何度読み返しても浸れます

完結おめでとう御座います！
yura様の作品は読んでる間つらくなるのに、最後はほわっとハッピーになります。切なく甘く、痛くて優しい……綺麗な綿のような雨に包み込まれるような気分になれるお話を、有難う御座いました。
杏ちゃん可愛いです///途中、「この子救いようがないっ；でも成瀬くん視点からでも真守くん視点からでも彼女は庇護欲をそそられる！」という葛藤に駆りたてられました。最後は戻っていかないか、ヒヤヒヤしました。戻っていっても幸せになれてたかも知れませんが、スッキリ出来る選択をしてくれて安心(？)しました。
真守くんの結論は、文学的にも現実的にも共感モノです。
何度でも読み返したい作品です♪

12ページ(内1ページはあとがき)という短編で、シンプルなのに濃厚です。読後感が長編並み！！
冒頭どこにでもいるような可愛い優奈ちゃんですが、途中からじわじわと彼女の根深い孤独が伝わってきます。守ってあげたい///この作者様は現実にいたらさぞ良い子だろうなぁ、と、思わず惹かれるヒロインちゃんを描かれるのがお上手だと思います。お相手君もひたむきな子が多くて。
あとがきに書かれていたテーマに納得しました。最後の母親の言葉、涙腺弱い方はハンカチ必須ですね……。
ドラマ化されても綺麗な(ただし中身はどろっと笑)お話でしょう。関西在住者としては舞台設定にも親近感湧きました。
素敵な作品有難う御座います！

レビュー失礼します。

切なく甘く美しく、続きが気になる作品です。
話全体としてまだ謎な部分が残っているにせよ、一つ一つのシーンが何度も読み返したくなる雰囲気です。読みごたえ十分、すごーく濃厚です。作品自体が媚薬ではないでしょうか。(笑)
茉奈ちゃんはいとけなさと艶かしさを併せ持っていて良いですね..扇情の美少女が文から映像として浮かんできては、溜め息が出るようです。シビアな心理描写が続く中、ほんのりと救いを感じるのは、 "女"の存在があってこそなんでしょう。姐さんは裏の一面もありそうですが、格好良くて優しくて、ときめきます。茉奈ちゃんとの今後の関係、うずうずしながら楽しみにしております。

心理描写にリアリティがあって、「えっ？作者様って業界の方？」と、思わず思わせられます。

エリカの演技・見せる(魅せる)ことへの情熱、女優魂に感服します。
もし本当に彼女が存在していたら、作品観てみたくなりました。

基本的に撮影シーンは悲しいですね……。あくまで不本意のＡＶデビューだったんですから。

大抜擢を機に、彼女がどう輝いていくのかわくわくしながら続き楽しみにしております！

世界の残酷史並みにおどろおどろしく感じるシーンはたくさんありつつ、切なさとか悲しさとか、そういうものが優ります。
心理描写がお上手です。女子達の設定も個性豊かで。

特に泉と理佳が好きです。
泉は健気で、理佳はちょっとカッコ良くて///
二人に魅了されていたので……、あの展開はショックでした。個人的にハッピーエンド好きなので、助かって欲しい願望はあったにせよ(笑)、そういう容赦ない展開も好きです！

姫歌は、実際にいたら、友達になりたいタイプです。唯一のムードメーカーですかね。(笑)
寿があんな風になった事情があるなら、姫歌が癒してあげられる存在になればなぁ、なんて、続き楽しみにしております。