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近藤美波
これからは、学校に通わなくてもカリキュラムをこなせば、アカデミーの卒業資格を取得することができること、お姉ちゃんと一緒に、ジャスミンさんなどのクルーガーさんの顔見知りのSPDが私専任の講師となるそう。
近藤美波
私はカリキュラム表が届くまで、お姉ちゃんのお店のお手伝いもした。まだ未成年だからお酒を出すことはできないけど、準備や片付けを手伝ったり、常連のお客さんの話相手になるのもすごく楽しかった。
近藤美波
お客さんがほとんど帰り、お店が落ち着いた頃、ジャスミンさんが来店してきた。空いてる席に案内すると、『あら?お店のお手伝いまで。偉いわね』と、頭を撫でてくれた。お客さんからも看板娘と言われすごく嬉しい。
ディアビリア
『もうすぐお店閉めるけど、キミたちに見せたいものがあるんだ。付き合ってくれるかい?』私は二人にそうお願いした。私は、美波に合わせてカスタマイズした訓練用のスーツを着てもらいたかったのである。
ジャスミン
貴方の作ったスーツ、私も着せてもらったけど、本当に着心地良かったわ。伸縮性があってしなやかで、デザインもとてもステキだった!はやく美波ちゃんにも着てもらいたいわ。
近藤美波
そのジャスミンさんの言葉に、私はとてもワクワクした。私はお姉ちゃんとジャスミンさんとの3人で、プライベートスペースである2階に上がった。
近藤美波
お姉ちゃんの部屋は、アジアンチックな雰囲気のインテリアでとてもステキ。まるでホテルみたい!LEDランプの蝋燭がゆらめき、カーテンのついた大きなベッドもある。まるでおとぎ話のお姫様になった気分だった。
ジャスミン
私もスーツのテストに参加させてもらうわ。楽しみ。さ、服脱いで。ダボダボな状態からどんどんキューって引き締まってピッチリしてくるのがカイカンなのよ。
近藤美波
私は、上着を脱いで、下着のみになった。早く来てみたいとスーツの準備を待っていると、続けてジャスミンさんは驚くべきことを口にしたのである。
ジャスミン
ダメよ。下着つけてごまかしちゃ。ちゃんとぴったり合うかみなきゃだから、全部脱がないと。
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