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ウメコ
あーっ!センさんだけずるいよ!アタシも一緒にご飯行きたい!あ、美波ちゃん送ってくるね。
ディアビリア
あはは。アツアツ夫婦だねキミたちは。待ってるよ。美波。落ち着けたら帰っておいで。
近藤美波
命の大切さを子供の頃から教わっていながら、『許せない』ってだけで、デリート判決が出ていない被疑者を殺そうとしたなんて…やっばり私、まだメンタル弱いな…そう思いながらウメコさんの車で帰路に着く。
ディアビリア
『美波。おかえり。』私の顔を見るやいなや、彼女は泣きじゃくっていた。叩かれるとでも思ったのだろう。『叩いたりはしないよ。おいで。』私は彼女を力強く抱きしめた。
近藤美波
そして、『ゆっくりお休み』と何度も体を触れられ、たくさんイかされたのだった。アタシが逮捕されちゃったら、お姉ちゃんの甘い感覚、二度と味わえなくなる。愛を守るために勝つの。自分との戦いにね。
ディアビリア
私の甘い感覚に包まれて、すやすやと眠っている美波はホントにかわいかった。これからは、美波が『勝たなきゃいけない』という心の葛藤にどうしたら打ち勝てるか。それが課題だ。
ホージー
オレはデカベースに戻ったあと、ディアとメッセージ機能で軽くやり取りした。『拓也が来たらいっぱい愛してあげてって伝えて。』『もちろんだ』と返信。拓也はオレに似て甘いマスクだから、虜になるだろうな。
ホージー
拓也にはそういうのはまだ早すぎるんじゃないかって?心配無用。テニスを楽しむ美波の眩しい笑顔に、早くも虜になったようで、『僕にもテニスを教えて』とせがまれたことがある。
ホージー
どうやら拓也は、ディアにも、『女性の体について教えてほしい』とねだっていたようだ。『人間が愛おしい』との考えに興味を持ったようで、なぜ美波をカワイイと思ったのかと質問攻めだったようだ。
ホージー
整った顔立ちならウブに見えるって?いや、さっきも伝えたが、親として、拓也の心の成熟の早さには驚く。実際、拓也の部屋を掃除しようとして、ベッドの下にオトナの本を見つけたときは『成長したな』と思った。
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