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近藤美波
私、今日から新しく来る先生と訓練をすることになったの。スペシャルポリスアカデミーに入学して、今年で2年目になるけど、座学は1年次に半年で修了したから、先に体術に進めることになったんだ。楽しみ♪
ディアビリア
ほう、この子が地球で教える初めての生徒か。ドギー・クルーガーから『強くて純粋な子』だと聞いているが、どんな子だろう。きっとカワイイんだろうな。私は渡された写真を見ながら期待に胸を弾ませていた。
近藤美波
うわーカッコいい!!タカラジェンヌみたい。こんな先生と共闘できたらステキだろうな。今日からよろしくお願いします。
ディアビリア
よろしく。さっそく模擬戦闘をしてみようか。上級メカ人間100体に設定。お手並み拝見と行こう。
近藤美波
ターッ!!どりゃあーーっ!!アタシ、ジュウクンドー(2丁拳銃を使った拳法)が得意だから、多人数戦には慣れてるのよ!!
ディアビリア
たった3分で70体殲滅!?すごいパワーと空間認識能力じゃないか。私と同じ、トート星出身だけのことはあるな。でも、私との戦闘になればどんな顔をするだろうね。彼女のうろたえる顔、きっとカワイイだろうな。
近藤美波
あと10体。まとめて片付けてやるわよ!!ストライクアウト!!Got you!!アタシはトート星出身だから、本気でケンカしようなんて100年早いわよ!!
ディアビリア
『ほぉ…やるじゃないか。ずいぶん勝ち誇っているようだけど、どうかな。ハッ!!』私は彼女がジャンプし、キックをしようとしたところをバリアで防いだ。私には敵わないってこと、身をもって教えてあげるよ。
近藤美波
(うそ!?アタシの攻撃をディフェンスした?なんて強いの!?そうか。同じトート星出身だけど、子供と大人じゃパワーの差が違うんだ。確か、アリエナイザーのボディーガードしてたって噂聞いたことある…)
ディアビリア
確かにパワーはあるが、私にとってはまだまだ甘いね。ドギー・クルーガーが私がデリートできずにカードに封印せざるを得なかったことを知れば、どんな表情を見せてくれるだろう。すごく興味深い。
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