この作品は18歳未満閲覧禁止です
オレンジ色のまま脳みそに焼きつけて、焦がして
最終更新日 2017-07-01 02:11
概要
真っ直ぐに私を愛してくれた、馬鹿なオレンジ色。
タグ
作品説明
一本の電話が私の元に届いた。
『ユリが死にました』
10年前、私はユリと言う奇抜な髪色をした男と関係を持っていた。
オレンジ色の髪が印象的なユリはヤンチャで落ち着きがない、歳だけ大人になった子供みたいな男だった。
恋人ではなかった。
友達のジャンルに分けられるほど可愛らしい関係でもなかった。
スナック菓子を食べる感覚でユリとセックスをして、都合よくユリを必要とした。
そして私は保健所に犬を捨てるようにユリを捨てた。
10年振りに聞く彼の名前だった。
それなのにあまりにも衝撃的過ぎる報告だった。
懐かしむ暇も与えないほどの衝撃。
『愛してくれなくていいから、俺を捨てたりしないで』
ねぇユリ?
『どんな形でも紗世さんと繋がってたいんだ、俺』
私の何がそんなに好きだったの?
作品公開日 2017-06-17
ランキング
総合 |
4959位
(過去最高 966位)
|
カテゴリ |
742位
(過去最高 179位)
|
レビュー
この作品にはまだレビューは書かれていません
この作者のほかの作品