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アリサ母親と二人で暮らしていたが、母親の恋人に性的虐待を受け、その後母親はネグレストになり、自殺をしたのだった。
天涯孤独のアリサは、施設に連れていかれ、様々な辛さを背負った子たちと知り合う。
自分の辛さより、友達の背負った辛さに心を痛め寄り添っていた。

しかし、酷い大人に何度も傷付けられる子供たちを見て大人に心を開かなくなっていった。

高校に進学したアリサは、モデルにスカウトされ、モデルをしながら学校に通い、神崎智に出会い本格的にモデルの仕事に打ち込んだのだ。


ショーの打ち上げで世界的デザイナーの神崎ヨシヒコに出会い、神崎はアリサを気に入り近付いてきたのだ。
この神崎こそアリサを犯した男だった。

自分をめちゃくちゃにし、母親を死に追いやったこの男と家族をめちゃくちゃにしてやろうと思ってたのだ。


【毒をもって毒を制す】

アリサは母親がつけていたポワゾンをいつもつけていた。
絶対に忘れない
絶対に破滅させてやる

表の顔の皮を引き剥がし、悪魔なようなこの男を
死ぬまで…
男が死んでも私は許さない