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私は川崎陽平。５２歳。
　
建設会社で営業の仕事に就いているサラリーマンだ。

１０年前に郊外に小さな家を建て、念願のマイホームを手に入れた。

家族は妻の麻美（４２歳）と長男の陽太（１６歳）、長女の麻衣の４人家族だ。

妻の麻美は私と結婚するは同じ建設会社で経理の仕事をしていた。

いわゆる職場結婚だった。

今は家の近くの花屋さんでパートで働いている。

妻は、特別美人という訳でもないが、何かと気が利く可愛い女性だった。

私の好みのスレンダーな体型をしている。

有名女子大出の才女でもあった。

私は彼女の何かと気が利く頭の良さと明るい笑顔が気に入って交際を申し込んだのだった。

彼女も私の真面目さと人間性を理解してくれ、２年の交際の後に結婚したのだった。

　
私達家族４人は、決して裕福と言えないが特別大きな問題もなく平凡な日常を送っていた。

私があんなサイトに興味を持ち、妻を他人に寝盗らせるなどと愚かな考えを抱かなければ、我が家はこの先もずっと幸せな日常が続いていた筈だった。