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まるでサスペンスドラマを見ているようで、ハラハラしながら拝見しました。
もしかしたら、日本のどこかで主人公の少年のような生き方をしている子が
いるかもしれないーと、思いました。不思議なリアリティがある御作品だと
思います。

誰でも何かを抱えて生きています。
他人には上辺の生活しか見えないけれど、実際は到底、他人には話せないような
秘密をもっているのかもしれません。

哀しく儚い物語りに涙が出そうになりました。
「あとがき」を読むと、少年のその後のお話があるみたいですね。
是非、また続きを読ませて下さい。
そのときまで楽しみにお待ちしております。

大人の身勝手さが彼を追い詰めていったのか。
それとも、誰にもどうしようもない残酷な運命が彼を翻弄したのか？

思春期の少年の母親への、どうしようもない恋慕の想いが
切なく迫ってきます。
今、半ばまで拝読したところです。
どのような結末が少年を待ち受けているのか―、
とても気になります。