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藍子という娘
第2章 ■今日も一緒
いつものように仕事が終わり帰宅の途につく、途中、娘の携帯に連絡すると体調が悪く専門学校を早退して寝ているという。

洋二- 「大丈夫か」

藍子- 「うん大丈夫」
    「生理2日目で、勉強できないくらいお腹痛くて帰ってきた」

洋二- 「そっか」
    「なんか食べたいのある」
    「買って帰るよ」

藍子- 「うん」
    「餃子たべたい」
洋二- 「おいしい店知ってるから、買って帰るな」

藍子- 「うん」

電車を降りて、駅前の繁盛している餃子専門店で3人前を買う。
温かいうちにと、急ぎ歩きで帰宅。

藍子は起きてキッチンに立って、何か作っていた

洋二- 「何してるんだ」
    「餃子かってきたで!」

藍子- 「おとうさん、餃子だけでしょ」
    「ごはん無いでしょ」
    「ご飯たいて、お味噌汁作ってた」

洋二- 「すまん」
    「そうだね」


準備ができて、二人は食事を始めた、藍子は1人前、洋二は2人前を食べる
気を聞かせて、藍子はビールを出す。
母を亡くした普通の父と娘に見える。

洋二- 「ありがとう」

食事が終わるとすぐに、藍子は片付け始める。
いつもだとゆっくりとした時間があるが、藍子は生理でお腹が痛いため横になる

藍子- 「おとうさん、横になるね」

洋二- 「うん」

藍子- 「お風呂に入るときは言ってね」

洋二- 「おう、わかった」

しばらく洋二が好きなラグビーではないが、サッカーのアジア予選の中継をTVで始まった。
試合のハーフタイムにお風呂を溜めにいき、ビールの追加を冷蔵庫から2本出す。
後半戦の応援開始。

日本が勝った、洋二はガッツポーズで喜ぶ。
根っからのスポーツマンだ。
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