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eyes to me~私を見てsecond―愛は無敵―
第4章 マリッジブルー・プリンセス
口付けながら首筋を撫でていたその指が鎖骨に降り、胸の膨らみに伸びる。
綾波は、美名の唇を存分に犯してから首筋に唇を落とし乳房の頂のごく近くにキスした。
「ん……んん……あっ!」
繊細な彼の長いしなやかな指が柔やわと乳房を揉みしだく。美名が一番感じる頂を絶妙に避けてキスをいくつも落としていった。
「や……あっ……剛さ……っ」
綾波は、彼女の胸から顔を上げニヤリと笑う。
「……旦那様の、言うことを聞くか?」
「なっ……い、意地悪……バカあっ!」
「……可愛いな……」
突然耳元に甘い声で囁かれ、美名はビクリと震え紅くなった。
――もっと怒りたいのに、そんな風に囁かれたら、何も言えなくなるじゃない――
その反応に気を好くした綾波は、自分が用意したブラを掴み、素早く美名の腕に通す。
「ちょ、ちょっと……いやんっ……あっ――」
美名は身体を捩るが、背中に腕を廻しながら彼が耳朶を甘噛みして来て、力が抜けてしまう。