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eyes to me~私を見てsecond―愛は無敵―
第4章 マリッジブルー・プリンセス
「……いいのか?」
置き去りにされた仔犬の様な彼の表情に、美名の胸の奥が締め付けられ、気が付けば何度も頷いていた。
「いいよ……何でも……だって……私は剛さんが好……あっ」
足首を掴まれて、美名は悲鳴を上げた。
「や……だっ!」
秘蕾が見えてしまう霰もない体勢にされてしまう。
綾波は先程までのしおらしさは何処へ行ったのか、獰猛な光をその目に宿していた。
「……何をしても、いい、と言ったな? 」
「や……っ……何でもなんて言ってないよ!」
「今更聞かないぞ」
綾波は、じたばたする美名を押さえ付けると、足首にショーツを通し、腰まで一気に引き上げた。
「――やんっ!そんな恥ずかしいの、絶対に着ない――!」
「ちょっと黙れ……」
「ん……んんっ」
綾波は強引に美名の唇を塞ぐと、その舌を割り込ませ咥内を甘く烈しく蹂躙し始めた。
暴れていた美名も、彼の巧みなキスに翻弄されて動けなくなり、甘い吐息を漏らすしかない。