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eyes to me~私を見てsecond―愛は無敵―
第4章 マリッジブルー・プリンセス
綾波は、美名を絶頂に導きながら、果てを迎えようとしていた。
際どくセクシーな部屋着を着たままの恋人の姿は、予想以上に綾波を猛らせる。美名もこれまでにない程淫らに乱れていた。
「もうダメっ……」
美名は、泣き出しそうに瞳を潤ませ身体を仰け反らせた。
綾波は、その妖艶さに息を呑む。素直に感じる彼女が強烈にいとおしい。
「……キツかったら、言え……」
美名の両足首を肩に掛け上擦る声で囁いた。
彼女はこれから最高潮まで昇りつめる予感に頬を染め、そして彼にそうされる期待に唇を開いた。
「きて……剛さん……」
「美名……っ」
綾波は、身体中の欲望をぶつける。美名はそれを受け止め悦びに甘く叫んだ。二人の愛の交わりは日が落ち夕暮れに空が紅く染まり一番星が輝き出す頃まで続いた。