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eyes to me~私を見てsecond―愛は無敵―
第3章 躾られたBEAST
美名は、目の前で髪を揺らし切なげに顔を歪める恋人に、心の中で叫んでいた。
(剛さん――私、貴方がこんなに好きなの……に……他の人のキスで……変になるなんて…………どうしたらいの……)
波の様に揺れるベッドの上、二人は狂った様にお互いを求め貪った。
綾波の指が熱く蕩けた秘園の入り口に挿し込まれる。巧みに掻き混ぜると美名は悲鳴を上げ彼の髪をつかんだ。
高まった美名によって獣がひときわ強く締められる。綾波は快感に呻いた。
爆ぜてしまいそうなのを歯を食い縛り食い止め、堪らなく疼く獣を宥める様に動きを緩やかにするが、美名が腰を動かし彼を追い詰める。