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eyes to me~私を見てsecond―愛は無敵―
第4章 マリッジブルー・プリンセス
美名は身体を時折仰け反らせながら甘い声を上げた。綾波の問いに答える事が出来ない程に乱れている。
「……ふふ……そんなにイイか?」
長い人差し指だけでなく中指も沈め掻き回すと、美名の瞳から涙が溢れる。
「やっ……ああんっ!」
「可愛くて……いやらしい姫様だ……お前を狙う悪い狼は……何処のどいつなんだ?」
「ああっ……剛さ……んっ」
美名は思わず腕を伸ばし、彼の猛りに触れた。
綾波は顔を歪め、天井を仰ぎ唇を噛み締める。
「――くっ……」
美名の柔らかい指がそっと猛りの表面をなぞっただけなのに、綾波は狂った情欲に支配されていった。
美名の太股を掴み、自分の腰を割り込ませ一気に貫いた。