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eyes to me~私を見てsecond―愛は無敵―
第4章 マリッジブルー・プリンセス
核心を聞き出すまで虐めて焦らすつもりでいたが、腕の中の恋人の淫らな乱れる様に我慢が出来なくなり、肉欲に敗北してしまった。
「あ……あっ……やっ……凄……いっ」
美名は綾波の顔を見る余裕も無く、シーツを掴み烈しく喘ぐ。
深く沈め、抜ける寸前まで腰を引き、また沈めて悩ましい動きで掻き回し、また腰を低くというやり方を美名が泣き喚くまで繰り返す。
「……お前の……全部……何もかも……俺の……ものだっ……」
綾波は、熱に浮かされた譫言の様に呟きながら烈しく掻き回した。自分が爆ぜそうになる瞬間、動きを止めて堪える。すると美名は咎める様に軽く睨み、蕾に刺さる彼の獣の根本を握り締めた。
「――くっ!」
刺激を与えられ、更に増大した獣を堰を切った様に高速で打ち付ける綾波は、最早尋問など頭に無かった。