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あたしに全部見せなさいっ!~大学編~
第8章 男の娘とのベッドイン!
「はあ、はあ……」
すべて吐き出し終えたらしい。
柚留は肩で息をしながら、あたしの方を睨んでくる。
「もう、酷い……」
イッたばかりの声も表情も色っぽくて、そんな顔で睨まれても怖くもなんともないけれど。
「この服借りたやつでしょ? 汚れちゃったらどうするの?」
「普通に洗えばいいんだよ。てか、だから飲んであげたじゃん? 柚留が堪え性もなくイッちゃうから」
「だ、だって……あんなに吸われたり舐められたりしたら……」
反論の途中で恥ずかしくなったのか、それ以上は何も言わなかった。替わりに下着をあげながら、優しく促される。
「口すすいできなよ? 口の中気持ち悪いでしょ?」
「はーい」
おとなしく従って、あたしは一度部屋から降りて洗面所で手と口を洗った。小休止。帰りに柚留の好きなオレンジジュース百パーセントをコップに注いで、部屋へと戻る。
「あら、夜遅くにジュースは虫歯になるよ?」
「柚留の好物なの、これ」
「まあ、そうなの? ほどほどにね」
柚留の名前を出すだけで、母は上機嫌になる。相変わらず柚留が大好きなんだから、もう!