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あたしに全部見せなさいっ!~大学編~
第5章 激情のお仕置きタイム
それから約一時間ほど、講義は続いた。一方的に教授が話しているだけの講義は退屈で、柚留の反応を眺めている方が数百倍楽しい。
柚留の気持ちを試す、という目的もぶれそうになるくらい、おもちゃを使ったちょっと変態チックなプレイは興奮した。
講義が終わり、教授が講堂を出ていって、ようやく振動を止めてあげると、柚留はぐったりと机に突っ伏したまま、深い呼吸を繰り返していた。
汗ばんだ肌に髪がくっついて、そんな姿もエロチックだった。
「……まりねちゃんの意地悪」
「柚留があたしに隠し事するから。どう? 話す気になった?」
柚留は一瞬押し黙って、あたしから視線を逸らした。
「…………話さない」
やがてぼそりと。どうしてこのことに関しては、こんなにも頑ななんだろう、と思う。
「ーーあっそ。だったらそれ、取ってあげない」
柚留と今日受ける科目はほとんでかぶってる。今日一日、本当に外してあげないからっ。